御堂筋とは

御堂筋とは

御堂筋

御堂筋は、大阪の2大ターミナル・梅田からなんばまでを南北に貫く、全長4.4kmの道路。美しい銀杏並木と多彩なビル群による街並み景観は、大阪を代表する風格を備え、国内外の方々が闊歩する、大阪が世界に誇るメインストリートです。

この御堂筋を計画したのは、第7代大阪市長の関一。当時は「飛行場でも作る気か」と揶揄された大胆な都市改造計画でしたが、先見の明を備え、沿道の受益者負担による整備費の捻出、電線を地下に配置して銀杏並木を植える景観整備、沿道建物の高さ制限(百尺制限)によって、今の御堂筋の骨格が形作られ、大阪の都市の大動脈としての機能を永く果たしてきました。

御堂筋-範囲地図

ミナミエリアの御堂筋

ミナミエリア(長堀橋から南、難波駅前のエリア)は、心斎橋・アメリカ村・道頓堀・戎橋筋・千日前など商都大阪の中心地・ミナミを南北に結ぶ大動脈として栄え、ハイブランドやオフィスに加えて、百貨店・商業ビル・ホテル等も立地し、インバウンドの急進もあいまって賑わいが溢れるストリートに変貌しています。

 

昨今は、大阪府・大阪市による都市魅力創造戦略の中に世界の都市間競争に打ち勝つ魅力創造の軸としてこの御堂筋が位置付けられ、御堂筋イルミネーション事業や、歩行者空間化のイベント、側道の閉鎖・歩道の拡幅整備による道路空間再編事業へと、公共による戦略的な投資が集中的に行われています。

あわせて、民間による投資もインバウンドの増加に応じて加速しています。長堀橋から道頓堀川までの区間は世界的なラグジュアリーブランドの集積が進んでおり、道頓堀川以南は隣接する大阪を代表する商店街とあいまって、ショップやホテル、エンターテイメント施設が軒を連ねており、大阪・ミナミの賑わいを楽しめるストリートとなりました。

御堂筋の夜

主要プロジェクト

御堂筋イルミネーション

御堂筋の冬の風物詩として、毎年11月から12月にかけて実施されているイルミネーション。全長4kmにわたって銀杏並木が彩られる美しい風景は圧巻です。点灯式には一部区間が全面歩行者空間になり、道路の真ん中を歩いてイルミネーションを楽しむことができます。

◆実施主体:大阪府・大阪市・大阪観光局

◆サイト:大阪光の饗宴 https://www.hikari-kyoen.com

御堂筋のイルミネーション

御堂筋道路空間再編

自動車通行量の減少と歩行者通行量の増加、世界的な歩行者へのシフトの潮流に伴い、道路空間を6車線から4車線に再編し、歩行者空間を拡張するプロジェクト。

難波駅前から千日前通までの区間をモデル整備区間として、2016年に実施。広がった歩道は歩きやすくなり、沿道ビルとともに風格ある景観へと生まれ変わりました。

現在、2020年度を目標に、その北側、千日前通から道頓堀川までの区間の設計・整備が構想されています。

◆実施主体:大阪市

◆サイト:大阪市・御堂筋 https://www.city.osaka.lg.jp/shisei/category/3054-1-2-10-8-0-0-0-0-0.html

なんば駅前広場空間再編

御堂筋の南端にあたるなんば駅前広場は、世界から訪れる人々を迎え入れるゲートウェイ。その空間を歩行者のための空間に再編するプロジェクトが進行中です。

モデル整備区間の完成と同じ2016年に3日間の社会実験を実施、車両を通行止めにして多彩な広場の使い方を大胆に可視化しました。

現在、本格的な整備に向けて協議・調整が進められています。

◆実施主体:大阪市、なんば安全安心にぎわいのまちづくり協議会ほか

◆サイト:なんばひろば改造計画 http://www.namba-hiroba.jp

御堂筋80周年記念事業・御堂筋将来ビジョン策定

2018年は御堂筋の完成から80周年の節目の年であり、大阪市ほか各界の団体で構成された実行委員会により、様々な記念事業が展開されました。

当会も、趣旨に賛同しスポンサーとして協力するとともに、社会実験「御堂筋チャレンジ」に参画し、沿道の将来像の可視化に取り組みました。

その取り組みを経て、2019年には、大阪市としての御堂筋の将来像を示す「御堂筋将来ビジョン」を策定しました。ここでは、100周年である2038年をターゲットとした御堂筋全面フルモール化が示され、側道の閉鎖から段階的に進めていき、2025年の大阪・関西万博までに側道の全面歩行者空間化を目指すステップが位置付けられています。

◆実施主体:御堂筋完成80周年記念事業実行委員会、大阪市

◆サイト:80周年記念事業 https://mido-suji80.info

◆大阪市・御堂筋将来ビジョン https://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000464479.html

なんば駅前カウントダウン

ミナミのカウントダウンイベントは、大晦日のミナミのナイトエンターテイメントとして、2019年の年末に初めて開催されました。2025年エキスポよさこい総踊りの披露や年越しそば(数量限定)が振る舞われ、多くの人が新年の瞬間を祝いました。今後も継続・拡大をめざして開催が検討される予定です。

◆実施主体:大阪観光局、一般社団法人大阪活性化事業実行委員会

沿道ビルの建て替え・更新

ミナミ御堂筋沿道は、更新時期を迎えたビルの建て替え、機能更新が順次進められ、新たなランドマークとなる建築物が生まれています。

大丸

大丸心斎橋店本館


建築家ウィリアム・M・ヴォーリズによる名建築を継承し、装い新たにミナミの新たな拠点が生まれました。

サイト:https://www.daimaru.co.jp/shinsaibashi/

2019年9月20日グランドオープン

ホテルロイヤルクラシック大阪


日本を代表する建築家、隈研吾により、村野藤吾が手掛けた旧新歌舞伎座の意匠を現代に継承したラグジュアリーホテルが誕生しました。

◆サイト:https://hotel-royalclassic.jp

2019年12月1日グランドオープン

ルイ・ヴィトン旗艦店


世界初のカフェ・レストランを併設した国内最大の旗艦店がミナミ御堂筋にオープン。ビルのファサードは建築家の青木淳が手がけ、各階の内装はニューヨークを拠点にする建築家ピーター・マリノ (Peter Marino)がデザイン。

サイト:https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/

2020年2月1日オープン

三津寺

三津寺


「ミナミの観音さん」で親しまれている三津寺が、2020年から再整備を行い、寺院建築を残しつつ、複合施設として生まれ変わる予定です。

◆サイト:https://mitsutera.jp